国府のまちづくり

基本目標

「心あたたかく 住みよい町 飛騨国府」

 ~”文化と歴史の町 飛騨国府” みんなでまちづくりを進めよう~

高山市では、合併10年を一つの節目として「市民が主役」という理念のもと 「協働のまちづくり」が提唱され、これを受けてわが町国府町では平成26年9月3日に 設立総会を開催し、「まちづくり計画」「まちづくり協議会規約」「まちづくり協議会役員」等について承認され決定しました。

以後は、拡大会議やがやがや会議で協議された内容や課題に軸足をおきながら、 運営委員会が中心となって、それぞれの部会で積み上げられた事業内容やそれに伴う予算案等の検討をし始めました。 しかしながら、「協働のまちづくりの理念や内容について地域の皆さんに十分な理解が得られて いないのではないか」という意見もあって、「いま、なぜ、協働のまちづくりなのか」をテーマ として各町内での説明会を開催し、共通理解を得るための手だてを講じてきました。

こうして町内説明会を開催している最中の11月22日深夜に長野県北部でM6弱の地震が発生し、 白馬村では多くの家が倒壊する等の被害が発生しましたが、地域の住民同士がお互いに顔見知りで 安否の確認がスムーズにできたこと、町内会長さんの的確な指示が要所でなされていたこと、 住民の献身的な救出作業とチームワークによって死者が全くなかったということで、災害に遭遇 した地域住民の皆さんからは、「家はなくなったけれど、地域の皆さんに助けていただいた。」 という感謝の声が報道され、これらの一連の流れこそがまさに協働のまちづくりの原点であることを語らせてもらいました。

このように「共に活動する地域づくり」と「住民相互の絆を深めること」が、「協働のまちづくり」 のキーワードであり、この両面を意識した特色ある地域活動に視点をおきながら地域のだれもが 気楽に参加できる地域活動に取り組まなければならない。と考えながら「助け合い・協力し合って ・心でつなぐ地域づくり」を合いことばに、まちの一人ひとりが心を一つにし、仲間みんなでつくりあげよう。とする気持ちを大切に しながら日々の活動に取り組みたいものです。

1,「協働のまちづくり」についての考えを共有し、行動していこう。

実践目標

  • 地域の課題を整理し、地域住民が望むまちづくりにつながる取り組みを進めよう。
  • 各組織・団体などの連携を深め、活動していこう。
  • 地域の魅力、地域資源を再認識し、誇りをもって活動しよう。

2,気楽に参加できる地域活動を推進し、地域住民相互の絆を深めよう。

実践目標

  • 気楽に参加することで地域づくりと絆づくりを目指そう。
  • 人と人とのつながりを大切にする「社会力」を育もう。
  • 若者たちや子ども・親世代の活動を応援し、その力をまちづくりに活かそう。